お知らせ
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第198回例会「コルセット」感想アンケート
『コルセット』感想アンケート集
〈10代〉
・いろいろな人の苦悩や後悔もありながら、頑張っていることにとても感動しました。とてもおもしろかったです!!(N)
・上演お疲れ様でした!本当に素晴らしかったです…。1人1人が問題を抱えていて戦っている、「心のコルセットにしばられている」様子が伝わってきてとても心に響きました。それぞれの問題に共感できる部分があって、1人1人に感情移入することができておもしろかったです。舞台セットの白い柱(?)があることで舞台が明るく見えていて、すごい工夫だと感じました。照明では、1人1人にピンスポが当たっていて、動きが見やすくなっていると感じました。また、役者さんの心の動きがよく見えて、キャラクターの欠点まで見つめて愛されているんだろうなと伝わてきました。本当にすばらしかったです…。素敵な劇をありがとうございました!自分も高校演劇をやっているのですが、すごく刺激とモチベーションをもらえました。大好きです!(レインボー・Y)〈30代〉
・時代におけるジェンダー観やそれぞれの「こうあるべき」といった固定観念にとらわれる考え方=「コルセット」と本作のお話の舞台である下着メーカーの商品の「コルセット」がメタファーとなっていることになるほどなと思った。本作の登場人物の人間関係においても多様性を感じる要素が散りばめられており、互い衝突しながらも受け入れて関わり合っていく姿に感動した。現代社会で浮き彫りとなっている性差や多様性、パワハラ等のテーマ、それを温かく且つユーモアを交えて伝える脚本・演出ならびに引き込まれる迫真の演技に感銘を受けた。今を生きる多くの人々にこの作品を観劇してもらいたいと思った。(ウッディグリーン・T)〈40代〉
・2人の女性の人生がテンポ良く進み、それぞれの人生があり、お互い、うらやましいと心で思っていたと最後、お互いの気持ちを伝えあうシーンが良かった。私の母は、ずっと仕事をしていて女性は仕事をすることが人生で大事だと母の価値観をおしつけられて育ったので、娘の気持ちが自分のように思えた。仕事がすべてだと思っていた母に育ち、私は家庭を持つことに憧れて子どもの頃、母が仕事でいなくてさみしかったので自分は絶対主婦に憧れていた。今40代になり、色々な女性の生き方を社会で知り、今も母と私の考えは違うから押しつけないでと言い合いになるが、母は母の人生があったのだと、この演劇をみて、改めて感じることができた。とても良い演劇でした。とても面白く、涙あり感動しました。(サイレント・H)
・とても感動しました。信恵ちゃんがデザインが「もうできません。」と言った後、以前のデザイナーで、体を壊してしまった百恵さんのお父さんが村田さんだんと知ったシーンは、思わず涙がでました。その後、デザインが無事にでき上がり、本当によかったと思いました。信恵ちゃんの婚約者も話をして、お互いをすり合わせおうと言い、いい人だし、きちんと話し合いができることが大事だと思いました。私の周りにも体を壊してしまう人の話を聞くことがあり、身近な問題として、とらえられました。しかし、社長の立場や社長の気持ちもわかるところもありました。社長は、阿部さんとうまくいくといいな、かわいい女子な所も、いくつになってもあっていいんだと思いました。アフタートークでは社長は、とってもかわいい人で、すごく劇中とのギャップにきゅんとしました。タイトルから想像以上に広がる世界にすごく感動しました。今日は本当にありがとうございました。また、千葉に来てください。(サイレント・H)〈50代〉
・さいご(ロビー)に女優さんが出てきてくれて、近くで会うことができてうれしかったです。(すみながし・T)
・セリフ、場面展開等、楽しくスムーズ。そして、主役の女性と同世代でとても楽しく観劇しました。あっという間の時間でした。最後の皆様のあいさつの笑顔もすてきでした。
・同じ50代として興味深かったです。(アダムスファミリー・T)〈60代〉
・素敵な舞台でした。女性の生き方ってそれぞれあっていいと再確認しました。
・初めての観劇で、前列で見られたので、とても良かったです。(セレブ・M)
・お笑いの中にも人生について考えさせられるところもあり、よかった。(レインボーⅢ・M)
・テンポが良かった。対照的な生き方だが、お互いの弱みをさらけだすことができることが大切だと思った。(セレブ・S)
・会社のそれぞれの人の思いやりや背景をよく描き出していた。会社を選んで社長、会社を辞め、子育てしてきた主婦、対比しておもしろかった。
・日常の問題をとりあげていて共感できる。(セレブ・Y)
・とてもわかりやすく、おもしろかった。(椿・A)
・自分も考えることがあると思った。(なずな・A)
・人の幸せの価値観がさまざまあり、みごとに最後きれいにまとめて、楽しい作品でした。(なずな・T)
・出演者一人ひとりの個性が光っていてとても楽しかったです。あっという間の2時間40分でした。特に、正彦さんの演技が面白かったです!(セレブ・I)
・最後は笑えて楽しくみることが出来た。(S)
・初めての観劇です。楽しめました。67才、会社員として働いています。まだまだ、がんばりま~す。(ラベンダー・K)
・テンポ良く楽しかった。
・今回は洋服が次々と変わるのでそれを見るのもたのしかったです。着物もよかったでーす、ゆかたも!(茜・T)
・実は現実の裏ではおきている事のように思います。長いセリフも見事でした。コルセットをはずして……印象に残りました。(レオの会・MK)
・キャラクターがとてもおもしろかったです。
・テンポよく、とても楽しく見られました。考えさせられるテーマでした。(マカロン・Y)
・多くの役があり、それぞれの人生にふれました。共感できることがたくさんありました。人生いろいろ…、いいことばかりでない人生も、結局自分自身で決めてるのですね。
・例会委員だったのもあり、思い入れ強く観劇致しました。とても内容も身近に感じ、自分も50才代に感じていた複雑な感情を思い起こしました。どの年代の方々にとっても共感できる舞台だったと思います。人と比較せず人生を歩むのはなかなかむずかしい事かもしれないですね。結局人生、自分の目の前にあることに一生けん命取り組んでいくことしかできない……そんな気がします。心から感動して、心から楽しみました!劇団朋友さん、ありがとう!(ウッディグリーン・Y)〈70代〉
・働く女性と家庭でがんばる女性。いつの時代も比べられる永遠のテーマですね。子育てしながら働いてきた私、「コルセット」で締め付けられてたのか―??男性にこそ大いに関わって欲しい問題ですね。(まぁだだよ・O)
・あの時、あぁしてれば、こうしてたらという事はいつの時代でも誰でもあります。小気味良いテンポでスカッとしました。皆さんの演技が役柄そのままで楽しかったです。五十代のお二人、とってもミリョク的でした。
・演技、言葉がはっきりして分かり易かったです。(さんりんしゃ2・Y)
・落ちつく所に落ちついてよかった!(A)
・久々に演劇をみて感動しました。(N)
・泣けました。(フィフティーン2・H)
・様々な人生、生き方、この年になっても学ぶ事、多く友樹をもらえたお芝居でした。(つぼみの会・T)
・会話劇はむずかしいけど、じわりとせまってくるものがある。(おきく・F)
・少し喜劇的なところがあって、興味深かったです。会社経営の大変さ。それぞれ個性があっておもしろかったです。楽しませてもらいました。ハッピーエンドで良かったです。(赤とんぼ・Y)
・楽しかった。(I)
・せりふが面白かった。
・誰にでもあてはまる。泣きそうになった。
・用務員の怒りの場面がとてもよかった。あの場面で芝居に芯が入ったと思う。(パラソルチョコレート・M)
・ストーリーも良かったが目を引いたのは舞台装置でした。普通、幕ごとに変わる事が多いが今回は終始同じで、椅子を移動しているのみの斬新な舞台でした。こんな表現方法もあるのだと思いました。(万華鏡・K)
・出演者が多く、社内の部署等がわかりにくかったり、セリフ聞きとり難いかなと思うところもありましたが、それぞれ個性的で良い役割をしていると感じられ楽しかったです。別々な生き方の芳美さん久莉子さんもそれぞれが自身にあった生き方が出来ていたのではと思います。仕事に厳しい芳美さんにも密かな恋心が見られたり、思いがけぬ人間関係にびっくりしたりで眠くならなかったです。(万華鏡・A)〈80代〉
・見ごたえありました!!
・実に楽しい!やってる人が喜んでいる余裕も伝わってきました。(ひびき・W)
・コミカルでテンポよくすすんでいくところがよかった。ただ早かったので聞きにくいところもあった。内容は考えさせられた。〈90代〉
・他人を羨ましがるのでなく、それぞれ女性のすばらしい生き方があること、精一杯さが伝わってきた。会社を愛し、仕事と社員を愛してきた社長と、弱さの中にも自分の幸せを知る久莉子、各自の人生をかえり見ることができた。(スバル・T)〈その他〉
・すっごく良かった!
・タイトル「コルセット」ググってみると「女性用ファウンデーションの一種で、近代から現代にかけてヨーロッパ大陸で一般に使用された。ウェストにかけてのラインを補正する役割を持ち、ヒップの豊かさの強調と対比的に、胴の部分を細く見せた」とある。本劇は、社内(下着メーカー)の下着史の研修から始まり、同社の女性経営者の生き方、退職した元社員関係者のクレーマー、新商品の製作譚など。登場する人物の関係性を織り交ぜながらそれぞれの心のコルセット(心の枠組)と対峙していく生き様をドラマティックに魅せてくれた。特に印象深かったのは、出演者が披露してくれた衣装の数々。登場するたびごとに色とりどりの衣装のバリエーションは観るものの目を楽しませてくれたし、大勢で掛け合う会話劇も痛快だった。テンポよく、小気味よく、緩急に富んだ演出(動作と立ち位置)は違和感なく観ることができた。岩清水さんとデザイナーさんのキャラクターにはある有名人を想起させられ、笑わせてもらった。余談だが、たまたま最近知ったのだが、近年ボディ・ポジティブブーム「ありのままの身体を愛そう」とか、ボディ・ニュートラルという中立的な価値観をもった下着も一部で流行っているという。私の心の枠は、あるのか?ないのか?あるとしたらなんだろうか?底なしの沼という名の〝好奇心″なら多分あるとは思っている。(F)
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更新:2024年12月20日 13:03