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  • 第199回例会「クリスマスキャロル」感想アンケート New

    『クリスマス・キャロル』感想アンケート集

    <10代>
    ・家族や友達がいることの大切さや、感謝をすることはいいことだということを改めて感じました。ひとりひとりのキャラクターもおもしろいし、男の子役の子もとてもすごいと思いました。(N)
    ・とても良かった。特に照明の動きで三人目の精霊を表す所がとても面白く、圧迫感があり、そこにスクルージの演技が良かった。しかし二役をすると混乱するため、そこは少し変えてほしかった。(CouCou・T)
    ・サイコーでした!スクルージさんの演技がとにかくすごくて、姿勢、声色、声量の使いこなしが本当にうまかったです…!未来の精霊との最後に、「私」のことではなく、「ティム」のことを救ってほしいと言ったとき、本当に人が変わったのだと分かって、印象的でした。照明めちゃくちゃすごかったです!サス、スポット、ムービングの使い方がすごくうまくて、照明の舞台における大切さを実感しました!まだまだかきたいことはたくさんあるのですが、個人的にはフレッドの圧倒的陽キャ感がすごく好きです!!(レインボー・Y)

    <20代>
    ・後悔しないで生きていたいと感じました。最後の「メリークリスマス」の場面では感動して涙がとまりませんでした。(ふきのとうⅢ・NF)
    ・途中沈む気持ちになるシーンなども多かったのですが、スクルージさんが前向きに明るくなっていく姿に元気をもらえました。自身も誠実に、周りの人を大切にしていこうと思えました。とてもすばらしいお芝居でした。(ゴールドスターズ・N)

    <40代>
    ・以前の148回例会で見た「クリスマス・キャロル」とはまた違いますが、とても感動しました。音楽がとても劇と合っており、話もわかりやすく、クリスマスを機に変わるスクルージにとても感動しました。前回の例会を見てから、今日の例会がとても楽しみでした。私の大好きな演劇の一つがクリスマス・キャロルです。見る度にとても勉強になります。とても温かい気持ちになりました。前回、川島なおみさんが演じる予定が亡くなってしまい、川島さんからのお花が宇宙から届いたというエピソードがとても印象的でした。あれから10年近くたち、同じ演目でもまた違うクリスマス・キャロル、とても楽しかったです。心の豊かさの大切さを感じました。(サイレント・H)
    ・クリスマスの雰囲気やきよしこの夜を家族で歌うシーンや最後皆で歌うシーンがぐっときました。主人公のスクルージは、ケチでひねくれていてみんなに嫌われていた。3人の精霊に過去や未来の自分を見せられて、自分がひどいことを相手に言ったり行動してきた事に気付き、自分を見つめ直し、どんな人に対しても優しくなった。周りの人達に対して思いやりをもつことが大事だと思わされた演劇だった。ティムの子役の子の歌唱力がすごくて、家族で歌うシーンはとても感動した。少し早いですがクリスマス気分味わうことができた。ささやかなことに感謝し、お互いを思いやる家族、一人ぼっちで過ごすさみしいクリスマス、人間は生きている間に思いやりを持って生きることの大切さを教えてくれました。どんな人にも訪れるクリスマス、貧困や悲しみの中でむかえる子どもにも目を向け、演出も演者、音楽もすべて良かった。心あたたまる、とても素晴らしい演劇でした。今年さいごの演劇にふさわしい作品でした。ありがとうございました。(サイレント・H)

    <50代>
    ・全てが良かったです。帰る時に多幸感につつまれるようなテーマは何度も観劇に訪れたい気持ちになります。いきすぎた資本主義社会や福祉の問題、いろいろと考えさせられました。(CouCou・T)
    ・久しぶりに、人のために生きることの大切さを思い出しました。ずっと毎日、仕事が忙しくて忘れていました。
    ・男の子の歌声が美しく、世の中をきれいにしてくれる“力”を感じた。スクルージの演技もとてもすばらしかった。(ぼのぼの・W)

    <60代>
    ・竹原くん(ティム役)の「きよしこの夜」を毎年クリスマスの日に思いだすと思います。すてきな歌声をありがとうございました。
    ・少年の歌声に心洗われました。
    ・とてもゆったりとクリスマス気分に浸って観劇できました。“クリスマス”は欧米の方々にとっては本当に家族と共に過ごす特別な日なのですね。(私の勤めていた会社の外国人たちは12/15~20日に全員帰国していました。(笑))スクルージの宮本さんの発声が素晴らしく、後方の席にまでとてもよく聞こえました。ティム君の歌声にもすっかりやられてしまい、うっとりと聞き入りました。劇団の皆さんも歌って踊れて力量を感じました。お金はあった方が良いし、心にも余裕が生まれる。でもお金(財力)だけでは人生は語れない。人に支えられ、人を支える。人のやさしさ、温もりを感じて、人生を送ってゆきたいと、思います。(ウッディグリーン・Y)
    ・テーマ、人生について考えさせられるものでした。男の子が美声ですばらしかったです。
    ・男の子の歌声のすばらしさに感動しました。人の生き方を考えさせられました。
    ・今までに子供と共に3回見ておりましたストーリーですが、大人向けのクリスマス・キャロルもとてもよかったです。子役の歌声があることでさらに心を打たれました!
    ・メリークリスマスのひとことが、人により、家族により、生いたちにより様々な思いや言い方があるとしみじみ、はじめて感じました。全ての人にとって、幸せな“メリークリスマス”のひとことになることを願わずにはいられない夜となりました。(みつわ)
    ・とても楽しい時間をすごせました。宮本さんの声がすてきです!(T)
    ・歌がとても良かったです。特にティム役の少年の澄んだ歌声に心が洗われる思いでした。宮本充さんのスクルージも素晴らしかったです。
    ・クリスマス・キャロルを観るのは3回目ですが、今迄で一番感動しました。キャストの演技力が、又、歌声がすばらしく、最後涙が出そうになりました。男の子が特によかった。かわいいしけな気で歌が上手!!心にひびく。
    ・久しぶりに「クリスマス・キャロル」を拝見しました。皆さんの歌声が心にしみました!!男の子の声、よく通る澄んだ歌声、熱演でした!!(わた毛・T)
    ・子役の子の声がとてもすんでいてすばらしかった。心が洗われた。(なずな・A)
    ・スクルージさんの演技がすばらしいと思いました。(わた毛・S)
    ・スクルージのけちで頑固、偏屈ぶりがよく出ていて、いかにそれが改心していくのがこの物語の見せ場だと思います。前半は良かったのですが、後半の改心していく過程、心がわりをしていく決め手に納得感がほしかった。ただクリスマスを前に一服の清涼感を味わえて良かったのと、ティムの歌声には心打たれました。(金木犀・M)

    <70代>
    ・スクルージに不思議な出来事が起きるすごく良い話だった。ユーモアがあり、起承転結も素晴らしい。今年のクリスマスは感謝を忘れないようにしたいと思う。
    ・少年の歌声が胸にしみました。これまでの「クリスマス・キャロル」のストーリー、演出と異なり、スクルージの心の変化に重点が置かれていて良かったです。
    ・小学生の子供の声、歌声が心にひびいた。久しぶりに前列でみる事ができて良かった。(あかね雲Ⅱ・T)
    ・俳優の皆さんの声がとても素敵で、舞台に吸いこまれる様でした。(あかね雲Ⅱ・W)
    ・今年の最後のお芝居。ひょっこり、あたたかい気持ちになるお芝居でした。しっかり生きなければと思わせる芝居でした。役者さん達の演技も歌もすばらしい。
    ・素晴らしい舞台を千葉でみられて幸せでした。千葉市民会館がまるで日生劇場みたいでした。またこれで半年間がんばれます。
    ・ふつうの人間がどうして変わってしまったのか、わからなかった。知らない世界を見れて良かった。人は変われる、人が変わると世界が変わる。心がけが大事だと思った。変わって欲しい人が、たくさんいるけど…。(赤とんぼ・Y)
    ・ガンバッテください!
    ・ティムちゃんカワイイ~~。これだけで今日の観劇はカンゲキ(観劇)でした。ありがとう。心がとても温かくなりました。(レオの会・K)
    ・楽しかった。テンポも良く、歌声もステキ、大満足!!スクルージ役さん、おつかれ様!!!
    ・さすが劇団昴の代表的な演目、すばらしかったです。けちで頑固で偏屈なスクルージがほんとの幸せはお金だけではなく、すべてを受け入れ日々の生活を幸せと感じることだと気づき変化する様子が分かりやすかった。ティム君の歌声に心が洗われました。3日間とも感激、アフタートークもとても良かったです。(ものわすれ貝・I)
    ・音楽劇ということで大変興味をもって見せて頂きましたが、皆さんの素晴らしい歌声が場内に響き、劇を盛りあげていたと思います。年末の例会にふさわしい作品でした。スクルージ他皆様の演技に引きこまれ、ドキドキしたり、ホッと温かくなったりアッという間の2時間。ありがとうございました。(さくら並木2・K)
    ・辛い育ちや、人生をやむなくされたひとも、自省し、変われるし、元々あった良心を取り戻せるのだナとも思いました。声もよく通り、特に歌声が美しく、最後は感激の涙が出ました。
    ・安心して最初から最後まで見られました。こんなのも時々良いネ!
    ・子供の役の人、大変上手に、かわいく、よかったです。
    ・たいへん感動した。歌声のスバラシイこと、皆様がいっしょうけんめいで、舞台芸術もスバラシイ!!
    ・名作、名演でした。ありがとうございました。(ガーデンガリバー・S)
    ・素晴らしい迫力があり、あっという間の時間だった。皆さんのお顔が良かった。(みつわ)
    ・今年の猛暑の中、クリスマス・キャロルはまだ早いかなと思いましたが、とんでもなく心に響くテーマでした。この年令になっても人の気持ちを思いやることの難しさ、改めて日常の人との付き合いを大切に思います。(ナナ・D)
    ・最後は胸が熱くなり、とてもやさしい気持ちになりました!
    ・男の子の「きよしこの夜」は最高でした。(さくら並木3)
    ・今、今こその演目でした。戦いを終わらせたくない人たちにお願いしたいテーマでした。(かぶき・S)
    ・きよしこの夜、ひさしぶりに聞き、涙しました。感動をありがとうございました。(ひびき・T)
    ・見事な演技、演出でした。小気味の良さ、舞台装置、素敵でしたよ♪(Witches・Y)
    ・ティムとスクルージさんの最後の出会い、感動して涙がでました。歌声がすばらしかったです。(フィフティーン4)
    ・人は変わることができること、生きる価値、幸せとは――、いろいろ教えられるものでした。子供の声もすばらしいものでした。世界が平和になることを願うばかりです。
    ・大学の卒業論文(英米文学)のテーマが「クリスマス・キャロル」でした。当時のイギリスの経済状態・市民や労働者のおかれた状況などを調べました。なので、いくつかの舞台を観ていますが、とても流れがよく、考えられた構成だったと思います。ただ、3番目の精霊の出番で、もう少し暗くして“サス”が強い方が効果があったのでは…と思いました。大幅な“前例会クリア”、御苦労様でした!!(空の会・E)

    <80代>
    ・合唱、すてきでした。(さくら並木・K)
    ・通常、耳が聞きにくいのが、今回ははっきり聞こえ良かった。
    ・クリスマスをお祝いする意味がやっと分かった。
    ・すばらしかった。心が洗われた気がしました。
    ・10代20代頃のわびしいクリスマスを思い出した。始めから休憩まで低い電子音が気になった。
    ・すごく良かったです。(O)
    ・三人の精霊達がとても新鮮で本当に演劇が盛り上がり、スクルージの過去をあらゆる角度からこれでもか、これでもかと反省させる演出もすばらしかった。最後のハッピーはとても楽しかった。(KSすみれ会・K)

    <90代>
    ・美しい舞台の転換の見事さに驚きました。ストーリーは若い時、読んでいたので、昔を思い出しながら、ことしもメリークリスマスを迎えることができます。感謝です。(T)

    <その他>
    ・「クリスマスキャロルが聞こえる頃には…」学生時代、稲垣潤―が歌っていた曲名「クリスマスキャロルの頃には」の盛り上がる"さび"である。若い時分、何かの催事名かなにかかなぁ・・・と思っていた。それから数十年経ち、ひょんなことから学生時代、演劇を嗜むようになってから小説「クリスマス・キャロル」ディケンズ作を知ることになる。名作であると噂で聞き知っていたが、実は舞台で作品を観劇したのは、今回が初めて。例会当日、胸躍らせながら最前列から一つ後ろの席をなんとか確保することができた。ひとりひとりの役者のリアルな感情と表情を体感したいためだ。2ベルが鳴り終わり、ひとりひとりの出演者が登場してくる。ひとりひとりの役者に動きに無駄がなく、一貫したテンポ、セリフ回しに新劇の老舗のひとつ劇団昴の底力に圧倒されながら、小気味いいジャブをもらいつづける。まさにミュージカルともいえるようなエンターテイメント演劇。とくにスクルージ役宮本充さん、現代の精霊牛山さん、マーレイの幽霊山口さんの安定した演技キャラ立ちには観る側の集中が途切れず、装飾が施された衣装も含め、大いに堪能できた。特に異才を放っていたのはティム役の竹原くん。まさに天使の歌声といえる。場の空気が一変に変わったのが鳥肌でわかった。有史以前の神話から現実界から異界への旅や冒険を経て、成長していくストーリーは、物語の定番といえる。父親の浪費癖により、12歳の時、靴墨工場で過酷な労働を強いられた作家ディケンズにとって、劇に登場する子どもたちの抱える逆境の不条理さへの共感につながっており、有史2024年前から、いやもっと以前の紀元前の時代から伝えつづけられている、アーキタイプ的な元型が、この時代、いま尚、語りつづけられているという現実に対し、もっと意義深い言葉のつらなり(詩歌)として寄り添ってみてもいいのではないか。(F)
     


  • 更新:2024年12月20日 12:57