お知らせ
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第195回例会「五十四の瞳」感想集
『五十四の瞳』感想アンケート集
<20代>
・感動しました!(K)
・とても感動しました。(すみながし・S)
<30代>
・想像以上に好きです♡演技もうまいです。お笑いのところは好きです♡(ダンデライオン・R)
<40代>
・笑いあり涙ありで、おもしろかったです。(ウッディグリーン・I)
・안녕하세요.長谷川智子 입니다. 저는 한국어를 공부하고 있습니다. 놀이가 재미있었습니다.(こんにちは。私の名前は長谷川智子です。私は韓国語を勉強しています。演劇楽しかったです。) 今日の演劇の感想をハングルで書きたかったので、書きました。今日、使用される言葉をあらかじめ勉強していたので、見ながら理解できて、嬉しかったです。すごく考えさせられる演目でした。日本人、外国人、みんなと仲良くなれたらいいなと思いました。アボジの言葉すごく泣けました。ソンセンニムになり、帰ってきて、最後はよかったです。(サイレント・H)
<50代>
・テーマが考えさせられました。(ダンデライオン・N)
・まだ続いている戦争を改めて見つめ直す機会になりました。せりふが多い中とてもわかりやすく、すばらしい脚本だと思います。(ダンデライオン・H)
・苦手なテーマかと思ったが分かりやすく、その時代について、もっと勉強したいと思えました。こういうお話しこそ、もっと若い世代に観てほしいと思いました。(キネマ)
・文学座さんの舞台はいつも見ごたえあり、感動です。文学座さん大好きです。演技最高です!せりふの間合い、早口でのかけ合いの間、ゆっくり、じっくり見せる時の間、絶妙で、すばらしかったです。迫力のある演技にあっとうされていました。
・歴史を知ることができて良かった。(ダンデライオン・T)
・人類皆平等!!長いセリフをよく覚えていてすごいです。(マザー由美子・Y)
・すばらしかったです。(T)
<60代>
・一番前にて見させていただき、とても楽しく見せていただきました。泣いたり笑ったり、でも戦争の事考えさせられたり。
・知っているようで知らない在日の方達の苦労、こんなに色んな事があったんですね。少し勉強しようと思いました。
・久しぶりに面白かったです。ねむくならずに最後まで楽しみました。
・ちょっと難しいところもあり、事前にプリントをもらったのにおぼえてなく、もう少しみておぼえておけばよかった。(なずな・A)
・時代に翻弄されても、仲間やまわりの人達の協力・愛情を受け一生懸命に生き抜いたことに感動し涙があふれた。
・重くなりがちなテーマを時に楽しく、わかりやすい演技でよかった。皆さん熱演でじっくりみることができた。
・時間の流れの中で若者も年寄りも社会、政治に翻弄されていく。その中でひたすら働き、生活し生きていく逞しさ。悲しい事があっても波の音がくり返しひびいて「大丈夫、大丈夫」と包んでくれる。悪人は一人も舞台に立たず、皆人生に一生けん命向き合っている人々のなんといとしいことか。おじいちゃんの発声すばらしく、とてもよくセリフが入ってきました。(さくらも2・A)
・笑いあり、苦しみあり、楽しかったです。キムコ、笑えます。(青空・O)
・「日本共産党」というセリフが多数ありました。あの時代の「日本共産党」の扱いについて疑問を感じました。
・はじまりはドタバタと賑やかで騒がしい…という感じでしたが、後半は“なんて声が通るんだろう”“ききやすい声”に変わってました。よく聞きとれるのでお芝居に集中でき、話に引き込まれました。何度も聞く「タコの煮もの」のフレーズもしゃれてました。後半はここはやっぱり「タコの煮もの」だよね…と期待してしまいました。なぜ人は差別するのでしょうか、争い戦うのでしょうか、いろいろ考えさせられました。(花梨)
・重いテーマだと思ったが、キムさんの明るさ、純粋な気持ちが、とても良かった。笑いあり、涙あり…、小さい頃、友達朝鮮学校に行っていた事、苦労があった事を知り、理解できました。「民族」・「友情」考えさせられました。(青空・O)
・日本文化だけのストーリーとちがって、とても良かった内容でした。一緒に号泣できました。(レオの会)
・主人公の方が亡くなってしまったのは少々ショックだったが、そんな事故も含めて、あの時代にあったことだったんだろうなーということを感じた。
・小さい島での朝鮮人と日本人の心温まる感動のお話でとてもよかったです。知らない歴史もあらためて教えてもらいました。笑いもいっぱいで楽しめました。(さくらもち3・W)
・重い話しか、と思っていましたが、演者の方の演技力とか話しの展開が、飽きずに、最後は涙。ハートフルなおはなしでした。
・少ない人数で、多くの場面を演じて、とても大変だと思った。むずかしい問題を演じても、その中に笑いもあり、とてもよかったです。
・壺井栄の「24の瞳」のストーリーとを重ね、勝手に日本人の幼い子どもたちと女性教師、そして、瀬戸内の小豆島のイメージを広げつつ、自身、二ベルを聞きながら、暗闇の舞台「五十四の瞳」と対峙しようとしておりました。(事前に用意されていた作品資料に目を通しておりませんでした) 幕が開くと、朝鮮学校でのストーリーであることを知ることとなり、観劇前のイメージが塗り替えられていきながら朝鮮の二文字に不思議と惹き込まれていきました。現代へけん引している諸問題(民族間、世代間、男女間に内在する諸問題)を胸元に突きつけてくる刃のような、「戦前、戦中、戦後の時代を現代の問題として、あらたな意識をもって、捉えなおせ!」と叱責されているような、「いまをちゃんと生きているのか!」と胸倉をつかまれているような、一本の衣糸を力の限り、ピンと張っているような、そんな緊張感をもった観劇体験となったのでございます。その一方で、その緊張の糸を緩めるための手立ての演出も随所に施されておりました。人間の奥深い感情をユーモラスに演じきるベテラン役者陣たちの巧みさとバイタリティーには、ただただ圧巻の一言でございました。さすが近代演劇史を背負ってこられた新劇界のレジェンドをひた走る、ザ・文学座の底力を垣間見させてもらいました。とくに印象に残った場面が二つございます。まず一つ目はというと、劇中、学生達の言い争う場面でございます。(中略)もうひとつの印象的なシーンは、初老のホン・グァンス役の方(たかお鷹さん)が柱を掌でなでながら照れる所作を見せる絶妙な間の場面でございます。それまでの硬質な演技の存在感を保持しつつ、いろいろな引き出しを自在に使いわけておられる練達した演技にただ見惚れました。(中略)畢竟(ひっきょう)、久しぶりの演劇鑑賞はとても感慨深く、楽しいひと時を過ごすことができました。ただただ感謝の一念しかございません。これからも演劇の面白さや楽しさを多くの方に伝えていってください。ありがとうございました。(F)
・国、民族を背負って生きていかなくてはならない運命にある現実、ただ個人という立場でその運命を切り拓いていく様がとても感動的でした。まだまだ知らない過去の歴史の中で、人々の様々な生き方をリアル感覚で体験できたのは芝居ならではないかと思います。(金木犀・M)
・むずかしそうなテーマの演劇かなあと思いつつ観劇をしましたが役者さんたちの味のある元気でコミカルな演技が楽しくてひき込まれました。同じ民族なのに2つの国に分割されてしまった朝鮮半島。日本だって、その可能性はあったわけです。人間という“欲”のある動物が存在する限り、“戦争”はどこかで起こってしまうのかもしれません。最近、私の中で一番大切にしたいことは“平和と健康”です。文学座の熱量のある演技はさすがですね。(ウッディグリーン・Y)
<70代>
・せりふ、テンポが早すぎてフォローできない所あり。
・重いテーマだと思いますが、軽いタッチでよく、えがけてると感心しました。(さくら並木2・G)
・韓国、朝鮮については良く分からないが、分かっていないことが分かった。心の深さ、しみじみとした深さが伝わった。(おりなす)
・考えさせられました。民族の誇りと人権を守る⇒とても重要で生きることと同じです。(フィフティーン4・S)
・熱演ありがとうございました。日本人は失礼な事ばかりして来て残念です。世界中、家族になって、戦争は失くすようになって欲しいです。南北、一つになって仲良く、世界平和に結びつけられたら最高です。(赤とんぼ・Y)
・難しいテーマを素晴らしい演技で見事でした。日本人として考えさせられる事も多く貴重な一時でした。有難うございました。(ガーデンガリバー・TK)
・色々考えさせられる内容でした。若い演者さんたちのエネルギーを感じて、良かったです。
・重いテーマでした。まだどう考えていいのか、わかりません。(ダンデライオン・Y)
・昨年に続き、日本と一番近い国なのにそのかかわり合いや歴史を知らなかったことを、感じています。昨年の画家の方の一人の人生や今回の島のこと、朝鮮のことを知ることを必要と思います。(ふきのとうⅢ・T)
・俳優さんの演技が素晴らしかった。(GONSHAN・K)
・熱演に圧倒されましたが、時代背景、苦しみが良く分かり、又、ユーモアもちりばめられていて、力作でした。(さくらもち3・O)
・重いテーマの中でも時々ユーモアがあり笑える場面があって楽しめました。
・会場の音響が不十分なのか、複数で大声を出す場面が多いので、セリフが聞きづらく疲れた。
・今もなお同じ民族なのに分断されている人達の苦しみに心が痛みました。
・朝鮮半島の歴史をきちんと知らないことを改めて感じさせられました。今も続く問題、考えていきたいと思いました。後半の舞台、圧巻でした。(えだまめ・T)
・いろいろ考えさせられました。重厚な芝居で役者さん達の演技のすばらしさ、感動しました。
・舞台は最初の語り出しから引き込まれ最後まで見入りました。事前学習会は行きたかったのですが仕事で行けませんでした。子供の頃はいわきの炭鉱町に住んでいましたが、大人が「あそこに朝鮮人が住んでるんだよ」と言う事を言っていて「それが何なのかな」位にしか思いませんでした。子供が卒園の時に、保育園で一緒だった子が近所の小学校では無く、幕張の朝鮮学校に行くことを知りました。名前から韓国の人位にしか思わなかった私はその時初めて「朝鮮」という国を意識しました。今回この芝居を見て自分の予供の頃の町の状況や、朝鮮という国を意識した時のことを思い出し、改めて事前学習会に参加できなかったことを残念に思いました。(パキラ・A)
・私が高校まで過ごした地域(京都府)は、在日の方たちも暮らし、一緒に学びました。「五十四の瞳」を観て、改めて昔のことを数々思い出しました。演劇って娯楽ではなく「学び」ですね!!(まぁだだよ・O)
・感動をありがとうございます。女優さんの演技が素晴らしかった。
・今まで知らなかった事実でびっくりしました。
・感動致しました。改めて考えることも多々ありました。
・重たいテーマを良くまとめ、しかも適度に明るく…。(Witches・Y)
・北朝鮮、韓国、同胞で戦う悲しみ、色々伝えたいことがこめられていて良かった。(イブイブ・E)
・感動しました。(えだまめ)
・終始大声の大熱演で感動しました。あの小さな島でくりひろげられた、日本人と在日朝鮮人の人生もようがあったことを初めてしりました。文学座の皆様の今後のご活躍をお祈り申し上げます。
・随所に真心がビンビン伝わってきて、快い涙が心を洗い流してくれました。ありがとう、感謝です!!(レインボーⅡ・T・O)
<80代>
・テーマが先ずよかった。日本人と朝鮮、韓国人が敵対しないことがよかった。私はハングルを勉強して、「チング」はわかったが日本語字幕もほしかった。ハングルの横断幕、わかるところもあったがわからない。少し工夫が。(ガーデンガリバー・I)
・韓国語を勉強しましたが、文化は知らないナーと思います。かの国の人達は幸せなのかナ??
・はじめて来ましたが、感激の連続、ブラボーです。(道祖神・T)
・生の舞台はいいです。やさしいほっとする舞台でした。個性豊かな、心情豊かな舞台でした。春花さんの「チマチョゴリ」はとても美しかったです。
・前(事前)の学習が不足していたからかも知れないが、ドタバタ劇の意味が良く解らない。後半、朝鮮南・北統一しようと努力した青年のこと考えると今の南北朝鮮のことが理解できるような……。
・戦後の当時の歴史背景が良くわかった。ストーリーが素晴らしかった。(はぎの会№2・S)
・今だから語られるテーマだと思った。(たけのこ・S)
・あれだけの時代の歴史を良くまとめて、日朝間の教育問題を舞台化しましたネ!!(サイレント・TN)
・問題提起がはっきりしていた。
・扱いにくいテーマですが、よく表現されていました。同時代を生きたものとして、それぞれよくがんばったなあと思います。これからも身の丈を守って、つつましく生きたいと思います。(まつぼっくり・M)
<90代>
・内容が重厚でまた面白く、在日朝鮮人、韓国人の問題を共有していきたいと思いました。(T)
<その他>
・北と南、日本、アメリカと、国の事情で別れていく人間、最近の国々の事も有り、悲しい思いがあります。(T)
・難しい問題をとりあげて頂いて良かったです。(サイレント・T)『五十四の瞳』感想アンケート集
<20代>
・感動しました!(K)
・とても感動しました。(すみながし・S)
<30代>
・想像以上に好きです♡演技もうまいです。お笑いのところは好きです♡(ダンデライオン・R)
<40代>
・笑いあり涙ありで、おもしろかったです。(ウッディグリーン・I)
・안녕하세요.長谷川智子 입니다. 저는 한국어를 공부하고 있습니다. 놀이가 재미있었습니다.(こんにちは。私の名前は長谷川智子です。私は韓国語を勉強しています。演劇楽しかったです。) 今日の演劇の感想をハングルで書きたかったので、書きました。今日、使用される言葉をあらかじめ勉強していたので、見ながら理解できて、嬉しかったです。すごく考えさせられる演目でした。日本人、外国人、みんなと仲良くなれたらいいなと思いました。アボジの言葉すごく泣けました。ソンセンニムになり、帰ってきて、最後はよかったです。(サイレント・H)
<50代>
・テーマが考えさせられました。(ダンデライオン・N)
・まだ続いている戦争を改めて見つめ直す機会になりました。せりふが多い中とてもわかりやすく、すばらしい脚本だと思います。(ダンデライオン・H)
・苦手なテーマかと思ったが分かりやすく、その時代について、もっと勉強したいと思えました。こういうお話しこそ、もっと若い世代に観てほしいと思いました。(キネマ)
・文学座さんの舞台はいつも見ごたえあり、感動です。文学座さん大好きです。演技最高です!せりふの間合い、早口でのかけ合いの間、ゆっくり、じっくり見せる時の間、絶妙で、すばらしかったです。迫力のある演技にあっとうされていました。
・歴史を知ることができて良かった。(ダンデライオン・T)
・人類皆平等!!長いセリフをよく覚えていてすごいです。(マザー由美子・Y)
・すばらしかったです。(T)
<60代>
・一番前にて見させていただき、とても楽しく見せていただきました。泣いたり笑ったり、でも戦争の事考えさせられたり。
・知っているようで知らない在日の方達の苦労、こんなに色んな事があったんですね。少し勉強しようと思いました。
・久しぶりに面白かったです。ねむくならずに最後まで楽しみました。
・ちょっと難しいところもあり、事前にプリントをもらったのにおぼえてなく、もう少しみておぼえておけばよかった。(なずな・A)
・時代に翻弄されても、仲間やまわりの人達の協力・愛情を受け一生懸命に生き抜いたことに感動し涙があふれた。
・重くなりがちなテーマを時に楽しく、わかりやすい演技でよかった。皆さん熱演でじっくりみることができた。
・時間の流れの中で若者も年寄りも社会、政治に翻弄されていく。その中でひたすら働き、生活し生きていく逞しさ。悲しい事があっても波の音がくり返しひびいて「大丈夫、大丈夫」と包んでくれる。悪人は一人も舞台に立たず、皆人生に一生けん命向き合っている人々のなんといとしいことか。おじいちゃんの発声すばらしく、とてもよくセリフが入ってきました。(さくらも2・A)
・笑いあり、苦しみあり、楽しかったです。キムコ、笑えます。(青空・O)
・「日本共産党」というセリフが多数ありました。あの時代の「日本共産党」の扱いについて疑問を感じました。
・はじまりはドタバタと賑やかで騒がしい…という感じでしたが、後半は“なんて声が通るんだろう”“ききやすい声”に変わってました。よく聞きとれるのでお芝居に集中でき、話に引き込まれました。何度も聞く「タコの煮もの」のフレーズもしゃれてました。後半はここはやっぱり「タコの煮もの」だよね…と期待してしまいました。なぜ人は差別するのでしょうか、争い戦うのでしょうか、いろいろ考えさせられました。(花梨)
・重いテーマだと思ったが、キムさんの明るさ、純粋な気持ちが、とても良かった。笑いあり、涙あり…、小さい頃、友達朝鮮学校に行っていた事、苦労があった事を知り、理解できました。「民族」・「友情」考えさせられました。(青空・O)
・日本文化だけのストーリーとちがって、とても良かった内容でした。一緒に号泣できました。(レオの会)
・主人公の方が亡くなってしまったのは少々ショックだったが、そんな事故も含めて、あの時代にあったことだったんだろうなーということを感じた。
・小さい島での朝鮮人と日本人の心温まる感動のお話でとてもよかったです。知らない歴史もあらためて教えてもらいました。笑いもいっぱいで楽しめました。(さくらもち3・W)
・重い話しか、と思っていましたが、演者の方の演技力とか話しの展開が、飽きずに、最後は涙。ハートフルなおはなしでした。
・少ない人数で、多くの場面を演じて、とても大変だと思った。むずかしい問題を演じても、その中に笑いもあり、とてもよかったです。
・壺井栄の「24の瞳」のストーリーとを重ね、勝手に日本人の幼い子どもたちと女性教師、そして、瀬戸内の小豆島のイメージを広げつつ、自身、二ベルを聞きながら、暗闇の舞台「54の瞳」と対峙しようとしておりました。(事前に用意されていた作品資料に目を通しておりませんでした) 幕が開くと、朝鮮学校でのストーリーであることを知ることとなり、観劇前のイメージが塗り替えられていきながら朝鮮の二文字に不思議と惹き込まれていきました。現代へけん引している諸問題(民族間、世代間、男女間に内在する諸問題)を胸元に突きつけてくる刃のような、「戦前、戦中、戦後の時代を現代的なものとして、あらたな意識をもて、捉えなおせ!」と叱責されているような、「いまをちゃんと生きているのか!」と胸倉をつかまれているような、一本の衣糸を力の限り、ピンと張っているような、そんな緊張感をもった観劇体験となったのでございます。その一方で、その緊張の糸を緩めるための手立ての演出も随所に施されておりました。人間の奥深い感情をユーモラスに演じきるベテラン役者陣たちの巧みさとバイタリティーには、ただただ圧巻の一言でございました。さすが近代演劇史を背負ってこられた新劇界のレジェンドをひた走る、ザ・文学座の底力を垣間見させてもらいました。
とくに印象に残った場面はというと、劇中、学生達の言い争う場面でございます。(中略)畢竟(ひっきょう)、久しぶりの演劇鑑賞はとても感慨深く、楽しいひと時を過ごすことができました。ただただ感謝の一念しかございません。これからも演劇の面白さや楽しさを多くの方に伝えていってください。ありがとうございました。(F)
・国、民族を背負って生きていかなくてはならない運命にある現実、ただ個人という立場でその運命を切り拓いていく様がとても感動的でした。まだまだ知らない過去の歴史の中で、人々の様々な生き方をリアル感覚で体験できたのは芝居ならではないかと思います。(金木犀・M)
・むずかしそうなテーマの演劇かなあと思いつつ観劇をしましたが役者さんたちの味のある元気でコミカルな演技が楽しくてひき込まれました。同じ民族なのに2つの国に分割されてしまった朝鮮半島。日本だって、その可能性はあったわけです。人間という“欲”のある動物が存在する限り、“戦争”はどこかで起こってしまうのかもしれません。最近、私の中で一番大切にしたいことは“平和と健康”です。文学座の熱量のある演技はさすがですね。(ウッディグリーン・Y)
<70代>
・せりふ、テンポが早すぎてフォローできない所あり。
・重いテーマだと思いますが、軽いタッチでよく、えがけてると感心しました。(さくら並木2・G)
・韓国、朝鮮については良く分からないが、分かっていないことが分かった。心の深さ、しみじみとした深さが伝わった。(おりなす)
・考えさせられました。民族の誇りと人権を守る⇒とても重要で生きることと同じです。(フィフティーン4・S)
・熱演ありがとうございました。日本人は失礼な事ばかりして来て残念です。世界中、家族になって、戦争は失くすようになって欲しいです。南北、一つになって仲良く、世界平和に結びつけられたら最高です。(赤とんぼ・Y)
・難しいテーマを素晴らしい演技で見事でした。日本人として考えさせられる事も多く貴重な一時でした。有難うございました。(ガーデンガリバー・TK)
・色々考えさせられる内容でした。若い演者さんたちのエネルギーを感じて、良かったです。
・重いテーマでした。まだどう考えていいのか、わかりません。(ダンデライオン・Y)
・昨年に続き、日本と一番近い国なのにそのかかわり合いや歴史を知らなかったことを、感じています。昨年の画家の方の一人の人生や今回の島のこと、朝鮮のことを知ることを必要と思います。(ふきのとうⅢ・T)
・俳優さんの演技が素晴らしかった。(GONSHAN・K)
・熱演に圧倒されましたが、時代背景、苦しみが良く分かり、又、ユーモアもちりばめられていて、力作でした。(さくらもち3・O)
・重いテーマの中でも時々ユーモアがあり笑える場面があって楽しめました。
・会場の音響が不十分なのか、複数で大声を出す場面が多いので、セリフが聞きづらく疲れた。
・今もなお同じ民族なのに分断されている人達の苦しみに心が痛みました。
・朝鮮半島の歴史をきちんと知らないことを改めて感じさせられました。今も続く問題、考えていきたいと思いました。後半の舞台、圧巻でした。(えだまめ・T)
・いろいろ考えさせられました。重厚な芝居で役者さん達の演技のすばらしさ、感動しました。
・舞台は最初の語り出しから引き込まれ最後まで見入りました。事前学習会は行きたかったのですが仕事で行けませんでした。子供の頃はいわきの炭鉱町に住んでいましたが、大人が「あそこに朝鮮人が住んでるんだよ」と言う事を言っていて「それが何なのかな」位にしか思いませんでした。子供が卒園の時に、保育園で一緒だった子が近所の小学校では無く、幕張の朝鮮学校に行くことを知りました。名前から韓国の人位にしか思わなかった私はその時初めて「朝鮮」という国を意識しました。今回この芝居を見て自分の予供の頃の町の状況や、朝鮮という国を意識した時のことを思い出し、改めて事前学習会に参加できなかったことを残念に思いました。(パキラ・A)
・私が高校まで過ごした地域(京都府)は、在日の方たちも暮らし、一緒に学びました。「五十四の瞳」を観て、改めて昔のことを数々思い出しました。演劇って娯楽ではなく「学び」ですね!!(まぁだだよ・O)
・感動をありがとうございます。女優さんの演技が素晴らしかった。
・今まで知らなかった事実でびっくりしました。
・感動致しました。改めて考えることも多々ありました。
・重たいテーマを良くまとめ、しかも適度に明るく…。(Witches・Y)
・北朝鮮、韓国、同胞で戦う悲しみ、色々伝えたいことがこめられていて良かった。(イブイブ・E)
・感動しました。(えだまめ)
・終始大声の大熱演で感動しました。あの小さな島でくりひろげられた、日本人と在日朝鮮人の人生もようがあったことを初めてしりました。文学座の皆様の今後のご活躍をお祈り申し上げます。
・随所に真心がビンビン伝わってきて、快い涙が心を洗い流してくれました。ありがとう、感謝です!!(レインボーⅡ・T・O)
<80代>
・テーマが先ずよかった。日本人と朝鮮、韓国人が敵対しないことがよかった。私はハングルを勉強して、「チング」はわかったが日本語字幕もほしかった。ハングルの横断幕、わかるところもあったがわからない。少し工夫が。(ガーデンガリバー・I)
・韓国語を勉強しましたが、文化は知らないナーと思います。かの国の人達は幸せなのかナ??
・はじめて来ましたが、感激の連続、ブラボーです。(道祖神・T)
・生の舞台はいいです。やさしいほっとする舞台でした。個性豊かな、心情豊かな舞台でした。春花さんの「チマチョゴリ」はとても美しかったです。
・前(事前)の学習が不足していたからかも知れないが、ドタバタ劇の意味が良く解らない。後半、朝鮮南・北統一しようと努力した青年のこと考えると今の南北朝鮮のことが理解できるような……。
・戦後の当時の歴史背景が良くわかった。ストーリーが素晴らしかった。(はぎの会№2・S)
・今だから語られるテーマだと思った。(たけのこ・S)
・あれだけの時代の歴史を良くまとめて、日朝間の教育問題を舞台化しましたネ!!(サイレント・TN)
・問題提起がはっきりしていた。
・扱いにくいテーマですが、よく表現されていました。同時代を生きたものとして、それぞれよくがんばったなあと思います。これからも身の丈を守って、つつましく生きたいと思います。(まつぼっくり・M)
<90代>
・内容が重厚でまた面白く、在日朝鮮人、韓国人の問題を共有していきたいと思いました。(T)
<その他>
・北と南、日本、アメリカと、国の事情で別れていく人間、最近の国々の事も有り、悲しい思いがあります。(T)
・難しい問題をとりあげて頂いて良かったです。(サイレント・T)
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更新:2024年07月03日 00:17